XMは、世界中のトレーダーにサービスを提供するため、複数の金融ライセンスを取得しています。
特に、日本のトレーダー向けには、セーシェル共和国の金融サービス庁(FSA)とモーリシャス共和国の金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得しています。
これらのライセンスの詳細と、それに伴う規制状況について解説します。

セーシェル金融サービス庁(FSA)のライセンス
XMの運営会社の一つであるTradexfin Limitedは、セーシェル共和国の金融サービス庁(FSA)からライセンスを取得しています。
FSAは、2012年に設立された規制機関で、銀行以外の金融サービスに関する認可や監視を行っています。
モーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンス
もう一つの運営会社であるFintrade Limitedは、モーリシャス共和国の金融サービス委員会(FSC)からライセンスを取得しています。
FSCは、2001年に設立され、金融サービス分野の事業活動を監督しています。
日本の金融庁との関係
XMは、日本国内での直接的な営業活動を行っていないため、日本の金融庁からのライセンスは取得していません。
そのため、日本の金融庁の規制下にはありませんが、セーシェルやモーリシャスのライセンスに基づき、国際的な基準でサービスを提供しています。
ライセンスの選択と取引条件
XMでは、口座開設時に「Tradexfin Limited(セーシェル)」または「Fintrade Limited(モーリシャス)」のどちらかを選択する必要があります。
どちらを選択しても、提供される取引条件やサービス内容に大きな違いはありません。
資金管理と安全性
XMは、顧客の資金を運営資金とは分別して管理しています。
これにより、万が一会社が清算される場合でも、顧客の資金が保護される仕組みとなっています。
まとめ
XMは、セーシェルとモーリシャスの金融ライセンスを取得し、それぞれの規制機関の監督下でサービスを提供しています。
日本の金融庁のライセンスは取得していませんが、国際的な基準に基づく運営を行っています。
口座開設時には、どちらのライセンスを選択するかを考慮し、自身の取引スタイルやニーズに合った選択をすることが重要です。
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